GTDでタスク管理しつつ重要度緊急度マトリクスを設定するのは無駄
todo管理ツールはたいてい重要度と緊急度のマトリックスがない。
マインドマップもいちいち書くたびにタスクを書き出すことになる。
リストでのタスク管理に加えて、タグの概念で重要度、緊急度の管理ができ、
さらに、各タスクが所属するプロジェクトの階層関係が埋め込める、そんなタスク管理アプリがあれば理想。
普段の軽いリスト管理だけで、
週末のGTD定期レビューや
マインドマッピングがボタンひとつで表示できるようになる。
きっと爽快感があるだろう。
omnifocusをフル活用すればいけそうだけど、クラウド対応や価格がネック。
リレーショナルデータベースをGoogleあたりでパーソナルクラウドで提供してくれる日がくれば、実現しそう。
とはいえ、なくても実用上困らない気がする。
なぜなら、GTD式リストのタスク管理と、七つの習慣のような重要度と緊急度マトリクスは、そもそもが異なるフレームワークだからだ。
フレームワークの使いはじめると、万能感から一元管理できると思い込みがちなのと同じ錯覚である。
GTDはタスクの状態を整理してくれ、ごちゃごちゃした頭の中を整理し、ストレスフリー化してくれる。
結果、次のタスクに取り組むリソースを最大化できるのがメリット。
プログラム言語のガーベジコレクタのようなもの。リストはタスクが終わるたびに更新するのが望ましい。
一方の重要度、緊急度マトリクスは、次に何をすべきかの指標。
次に何をすべきかという問いは、予想以上に難しく坐禅でも組んで瞑想すべきハードワークだ、本来。
それができない忙しいとき、つい手当り次第にタスクに手をつけてしまうのー防いでくれるのがメリット。
同じタスクというものを扱うフレームワークながら、目的が違うから、同一のプラットフォームで扱うのは不可能でないにせよ、本質的ではなくなる。