セカンドベストはなんだ?

最善の策が取れなくても良い。最善を尽くすことがダイジ。

日本のテレビ産業史「2000年代 DLNAによる家電ネットワーク時代」part2

日本のテレビ産業史「2000年代 DLNAによる家電ネットワーク時代」part1 - セカンドベストは何か?の続き。

DLNADTCP-IP関係の系譜をたどるよ!
最後にはAVwatchステマ記事の謎解きも。

DLNAの歴史

  • 2003年6月 ソニーとIntelが中心となって、家電・コンピュータ・モバイル業界の17社*1でDHWG*2を設立。*3

 DHWGの目的は、音楽・写真・ビデオなどのデジタルコンテンツを、家電・PC・モバイルなどの機器間で簡単に共有することです。そのためのオープンな相互接続性を構築すべく、業界標準技術に基づいた技術的な設計ガイドラインを策定して、各社に有線・無線ネットワーク対応のデジタルホーム製品の開発を促進します。製品の例として、パソコン、テレビ、セットトップボックス、プリンター、ステレオ、携帯電話、PDA機器、DVDプレーヤー、デジタルプロジェクターなどの機器を想定しています。
 ブロードバンドの普及が進む現在、ユーザーは家庭の離れた場所にある色々な機器の間で、ソースを気にせずコンテンツを、もっと簡単に楽しみたいと望んでいます。しかし、デジタルメディアは増え続け、記録、視聴、管理する機器は家電・PC・モバイルなど多岐に渡り、異なる技術やフォーマットが配線、操作、管理を複雑にしているのが実状です。
 DHWGの技術的な設計ガイドラインは、相互接続性のある様々なブランドの製品やソリューションを提供します。今後1年以内に、ガイドラインに準拠した製品を届けることを目標としています。DHWGの設計ガイドラインは、IPやUPnP、Wi-Fiなどの様に、確立・認知された標準フォーマットを活用します。また、相互接続性のためにフォーマットは、基準 スペックを満たし、国際的な標準化団体に正式認定され、IPが公正な条件でライセンスされたものに限ります。ガイドラインは今後も、現在の標準技術と将来の技術を融合し、発展していきます。

Sony Japan|プレスリリース| <ご参考>家電・コンピューター・モバイル 17社で "DHWG"を設立〜多様な機器間でコンテンツ共有を実現する設計ガイドラインを策定〜
  • 2004年6月 DLNA*4ガイドラインver1.0を発表。それに伴い、団体名もDHWGからDLNAに改称。*5

昨年6月の結成時に17社だったメンバー企業は、この1年間で世界14カ国に広がる145社に増えた。Intel、Hewlett-Packard、Microsoft、Nokiaパナソニック、ソニーなど、デジタル機器に関連する主要企業のほとんどが参加しており、残るはApple Computerの参加を待つのみという状況だ。
(中略)
ガイドラインv1.0のカテゴリーと採用された技術やフォーマットは以下の通りだ。
ネットワーク接続性: 802.3i/802.3u(Ethernet)、802.11a/b/g(無線)
ネットワークスタック: IPv4プロトコル
メディア転送: HTTP 1.0/1.1
デバイス接続とメディア管理:UPnPデバイスアーキテクチャ1.0、UPnP AV 1.0
メディアフォーマット: JPEG(画像)、LPCM(オーディオ)、MPEG-2(ビデオ)

DHWG改めDLNA、デジタル機器の相互運用ガイドライン発表 | 家電 | マイナビニュース
  • 2006年3月 DLNA ver1.5*6をリリース*7
  • 2006年10月 DLNAリンクプロテクション・ガイドラインを発表

DLNAボードメンバーの南方郁夫氏(松下電器産業)は、まず従来の「DLNAインターオペラビリティガイドライン」(1.0)と比較しながら、拡張ガイドライン(1.5)の概要を説明した。
「1.0は、サーバとプレーヤーだけで構成される極めてシンプルなもので、しかも著作権保護のいらないコンテンツだけを(伝送の)対象にしていた。一方の1.5には、携帯電話やデジタルカメラなど、主にモバイル機器を対象とした機能拡張が含まれる」。

CEATEC JAPAN 2006:DLNA、伝送路上の権利保護を進める新ガイドラインを発表 - ITmedia LifeStyle

 

ガイドライン1.0

拡張ガイドライン(1.5)

DRM/コンテンツ保護

Link Protection

メディアフォーマット

JPEG、LPCM、MPEG-2

モバイル用MPEG-4、AAC、MP3など

AV伝送

HTTP

RTP

機器制御/コンテンツ管理

UPnP DCP、UPnP-AV1.0、UPnP Device Arch v.1.0

PrintBasic2、UPnP-AV拡充

ネットワークプロトコル

IPv4

QoS追加

物理リンク

イーサネット、802.11a/b/g

Bluetooth


(中略)
 そのため、メディアフォーマットとしてモバイル用のMPEG-4やAAC、MP3などを新たにサポート。
(中略)
 新しいDLNAリンクプロテクション・ガイドラインでは、著作権保護技術にDTCP-IPを採用(必須)し、WMDRM-ND(Windoows Media)をオプションに設定した。

  • 2008年10月 リモート予約機能等を盛り込んだDLNA ver2.0を2009年中にリリース予定と発表*8したが、おそらく頓挫。*9
豆知識:DLNAをつくったのは誰?

答え:ソニーとインテル。あわせてソンテル。

 Intelに近い関係者によれば、確かにDHWG/DLNAの最初のアイディアはIntelが始めたというのは事実だそうだが、実際にはIntelが他ベンダに声をかけた時にはどこも動かなかったのだという。
 Intel側でDHWGの立ち上げに関わったDPG(Desktop Platform Group)のある幹部が困り果て、ソニーのある幹部に話を持って行ったところ、その人物が日本の大手ベンダに話をしてまわり、現在のDLNAの形としてまとまったという。
 ちなみに、DLNAの議長は、Intelではなく、ソニーのスコット・スマイヤー氏がつとめている。こうした団体では大抵、最初に話しを持ちかけた企業が議長職を取ることが多いことを考えると、ソニーが議長になっているという背景には、DHWG/DLNAの成り立ちが影響していると考えるのが妥当だろう。

笠原一輝のユビキタス情報局

DTCP-IPの歴史

IEEE1394用に策定されたDTCPの暗号化方式は、USBなど他のインタフェースにも拡張された。
で、DTCPをIPプロトコルに適用したのがDTCP-IPってわけ。

  • 1998年9月 DTLA*10IEEE1394端子用DTCPのライセンス供与を開始*11
  • 2001年7月 米Warner Bros*12とソニー・ピクチャーズ*13DTCP利用を表明。

DTCP-IPのコンセプトにも言及している。

Warner Bros.社とSPE社はDTCPを利用して、録画済みメディア、ペイパービューやビデオ・オンデマンド配信を不正コピーしたりインターネットを介して再配信できないようにする。なお、消費者は引き続き家庭向けの録画を行うことができる。
 また、PVR(personal video recorder)に記録したコンテンツをデジタルで表示したり、PVRから取り外し可能なデジタル・テープやディスクにコピーしたり、家庭内の異なる場所にあるサーバーにコピーを転送したりするなどもできる。

米Warner Brosとソニー・ピクチャーズがデジタル・コンテンツ複製防止システム「DTCP」をライセンス:ITpro
  • 2003年11月 DTCP IP*14が規格化*15
  • 2005年2月 DTCP-IP version 1.1をリリース*16

新バージョンでは,大きく3つの変更を加えた。
1つは,コンテンツを機器間で転送する際に片方の機器が送ったデータに対して,もう片方から応答が戻ってくるまでの時間を示すRTT(Round Trip Time)期間を7msに制限したこと。
2つ目は,IEEE802.11準拠の無線ネットワーク上にコンテンツを転送する場合に,WEP(wired equivalent privacy)やWPA(Wi-Fi protected access),WPA2といったセキュリティ技術を利用することを必須としたことである(図1)。
3つ目は,コンテンツをやりとりする機器間のホップ数を最大3個に制限すること。これは,IPネットワークを利用したコンテンツの転送を家庭内にとどめるのが狙いである。
ホップ数の制限は,多数の機器間でネットワークを網の目のように張り巡らす,いわゆるメッシュ・ネットワークには適していないとする声がある。
IDFでIntel社はIEEEが策定中のメッシュ・ネットワークの標準仕様「IEEE802.11s」に準拠したシステムの実演を行っていたが,その説明員によると大規模の家でメッシュ・ネットワークを構成すると機器間のホップ数が4または5になる場合があるという。このため,こうした機器の間ではDTCP-IP version 1.1を利用したコンテンツの転送はできないことになる。

【IDF速報】ホップ数を制限するDTCP-IPの新バージョン,家庭内メッシュ・ネットワークで問題になる可能性も - 家電・PC - Tech-On!
  • 2005年7月 総務省がデジタル放送のネット配信について規制緩和*17

 総務省では、IP網でも以下の技術的条件を満たせば、「地上デジタルの伝送路として許容できる」としている。
再送信が放送対象地域内に限定されることの技術的担保が得られていること
 (区域外再送信の禁止)
放送対象地域内の全チャンネル伝送/伝送品質の両面から同一性が保持できること
 (番組数、映像クオリティ維持の保証)
IP伝送に際して、地上デジタルと同様の著作権保護が可能なDRM技術を採用
 (著作権保護機能の採用)

「地上デジタル放送」に大きな変化。IPや衛星伝送を活用へ
  • 2005年10月 ARIB*18がデジタル放送のDTCP-IP出力を承認*19

「クライアントの数は最大8個」、「同一のサブネットに限定」という制限が設けられている。

ARIB、デジタル放送のDTCP-IP出力を承認
ARIBの独自拡張について

2005 年 9 月に ARIBの標準規格 STD-B21 4.4 版において,IP インターフェースが高速デジタルインターフェースに追加され,さらに地上デジタルテレビジョン放送運用規定 TR-B14 2.5 版およびBS / 広帯域CSデジタル放送運用規定 TR-B15 3.4 版それぞれにおいてDTCP-IP が IP インターフェースでのコンテンツ保護方式として規定された。これにより著作権保護が必要なデジタル放送番組を IP ネットワーク上で扱えることになった。上述の IP インターフェース仕様は DLNA 設計ガイドライン Ver.1.0 をベースとしており,コンテンツ情報やメディアフォーマットの取り扱いについて ARIB
独自の拡張を加えたものとなっている。

採用機器

DLNAのコンセプトである「テレビとパソコンの組み合わせ」の歴史はむちゃんこ古い。
さかのぼること1971年には 、PCベースのCMX-600という業務用ノンリニア編集機が発売されている。*20
民生向けのパソコンでも、IBM*21, Apple*22, シャープ*23, 松下*24, 富士通*25, NEC等各社がテレビチューナ搭載パソコンを1980年代から発売している。
社会学的トレンドで論じれば、「マルチメディア化」をキーワードにテレビが見れる・録画できるパソコンが誕生し、「ユビキタス」を合言葉にネットワーク配信できるようになったんだネ。

DLNAもどき時代

DLNAができる前、家電各社は独自規格を作っていた。

  • 2000年9月 ソニーがテレビをLAN配信できるPC「VAIO RX」シリーズ(20万円〜)を発売。*26

「Giga Pocket Server」と、「PicoPlayer Ver4.0」という専用ソフトが必要。
テレビを録画できるパソコンといえばNEC*27が先行していたが、「テレビをネットワーク配信できる」という切り口で売り出すあたりは「ソニーらしい」マーケティング。

  • 2001年10月 NECも同様のPC「VALUESTAR T」シリーズを発表。*28

SmartVision/SERVER」と 「SmartVision/PLAYER」 という専用ソフトが必要。

  • 2001年11月 NECが単体でテレビをLAN配信できる録画サーバ「SmartVision Pro HD40」を8万円で発売。*29

専用ソフトは不要。

  • 2002年5月 東芝が無線ルーター付HDDレコーダー「TransCube 10(PATRC001)」を13万円で発売。*30
  • 2002年6月 富士通が無線LAN経由でのTV視聴に対応したノートPC「FMV-BIBLO NE12AT」を発売。DLNA非対応。*31

富士通もDLNAもどきを積極展開。
無線LANルーター・テレビチューナー・NAS・WEBサーバ・プリントサーバを詰め込んだファミリーネットワークステーション「FMFNS-201」など。
DLNA対応後も「MyMedia」とブランディングし、NAS メディアタンク「FMMET-101」を発売。
さすが兄者。
          ∧_∧
    ∧_∧  (´

  • 2002年9月 ソニーがネットワークメディアレシーバー 初代ルームリンク「PCNA-MR1」を2万5千円で発売。DLNA非対応でVAIO Mediaという独自規格。*32
  • 2002年10月 パナソニックがHDTVの録画/配信のコンセプトモデル「AVCサーバ」、「ネットワークタウ」、「モバイル端末」を発表*33
  • 当時のAVC社社長 大坪常務が講演

AVCサーバーは、背面に各種のAV入出力とイーサネットポートを備え、家庭内ネットワークを通じてMPEG-2録画した番組をTVやPCに配信できる。複数の機器に対する同時出力が可能で、「別々の(録画済み)番組をTVとPCで同時に再生可能だ」
(中略)
大坪氏は、もう1歩進んだモバイル端末の使い方も示した。「モバイル端末を持ってホットスポットにいけば、インターネット経由で自宅AVCサーバに接続できる。ここで録画した番組を視聴することも可能だ。

LifeStyle:WPC EXPO基調講演:「AVCサーバー」が示す松下電器のユビキタス戦略

家電業界の巨人パナソニックも家電のネットワーク化には注目していた。
今でいうPT2鯖+VPN+iPadのような視聴スタイルを大坪社長はプレゼンしていた。
が、各方面への思いやりで製品化しないあたり、さすが「普通の会社でない」と遠慮深いPanasonic。
“ideas for life”のブランドスローガンは伊達じゃない。

  • 2002年11月 NECがホームAVサーバ「PK-AX10」を10万円で発売*34

PC業界の雄 NECにとってもPCとAVのネットワーク連携が難しかったらしく、発売延期した経緯がある。*35
ソニーのHDDレコーダー Clip-On(通称:クリポン, 栗)キラー*36として、目玉のネットワーク機能とカスタマイズ性の良さがコアユーザにバカうけ*37したが、売上は振るわなかった。

DLNA時代
DLNA時代
  • 2005年2月 ソニーがDLNAに対応したルームリンク「VGP-MR100」を2万5千円で発売。デコードチップに米Sigma Designsの「EM8620L」を採用し、1080iに対応。*38
  • 2005年2月 シャープもDLNAクライアント「CE-MR01」を4万円で発売。解像度は720×576ドット。*39

シャープのくせにソニーより高い。なんと2012年12月時点でAmazonに在庫1台あり。

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DTCP-IP+DLNAの時代

DLNAの発表を先取りして作った、おそらく世界初のDTCP-IP対応機器。政治的な理由で地デジは非対応なのがもったいない。ちなみにデジタル放送のネットワーク配信がARIBで解禁されたのは2005年。

  • 2004年9月 Movielinkと STARZ! Ticket on Real MoviesがDTCP-IPを利用したVODを開始すると発表*41

DTCP-IP ver1.5はLAN内でしか使えないのに、どうやってVODで採用したのだろうか?その後の動向不明。どうやら他方式のDRMを採用した模様。

  • 2006年1月 ソニーがDTCP-IPに対応したルームリンク「VGP-MR200」を発売。価格は据え置き。*42
  • 2009年3月 ソニーのPS3がアップデートでDTCP-IPに対応*43
  • 2010年3月 ソニーがPS3用録画チューナー「torne」を9千円で発売。*44
  • 2010年9月 パナソニックがストリーミング機能「放送転送機能」を独自に搭載したレコーダーを発売*45

放送転送機能は自社製品のみ対応。
お得意の囲い込み戦略で専用のポータブル機器を連発。*46
散り際が「これはひどい」と話題になった楽天Raboo専用のAndroid2.2搭載電子書籍端末「UT-PB1」ですら対応。
産廃ガジェットにも対応できるのだがら、オープンソース化してAndroid/iOS対応したほうが売れるのに。つくづく不思議。

  • 2012年8月 ソニーがNAS型レコーダー 「nasne」を1万7千円で発売*47

ポツダム宣言

DTCP-IPの壁によって、iPhone/Androidの脅威からレコーダー市場を守っていた国内メーカー(ソニー・パナソニック)は、
レコーダー市場が崩壊した2012年下期に苦肉の策としてDTCP-IPの門戸開放を行った。
家電メーカーにとってDTCP-IPのiOS/Android対応が意味するのは、
これまで発売した数々の周辺機器がすべてiPad,Galaxy/AppleTV, GoogleTV/iPhone, Android携帯に置き換えられることを意味していた。

  • 6/13 ソニーと連携しているAndroid版Twonky BeamがDTCP-IPに対応*48

何度も繰り返すが、端末ごとにライセンス料がかかるDTCP-IPをパケットビデオ社が無料でソフト提供しているのが謎。しかも同様のDLNAクライアントソフトでDTCP-IP対応したというニュースは聞かない。ドコモの子会社でコンプライアンス違反はなさそうだし、DTLAのリーダー ソニーと握っているのかな?

ソニー陣営の「Android対応」という掟破りに耐えかねて、西の雄 パナソニックも追随。
ソニーとパナソの2大メーカーがソフトウェアをオープン化したら、ミドルウェアをつくるユビキタスみたいな会社は大変なことになってしまうんじゃないかと心配*50

返す刀でTwonky Beamも批判。すげーソースが気になる。ソフトの仕様なんてどこにも載ってないし、DTCP-IPのようなマイナーな問題を「問題視」する奴なんていないはず。

「Twonky Beam」については、TTL値をチェックしないことが問題視されていた

結局、11月16日付けのAVwatchはどのメーカーのステマだったのだろうか?
Twonky Beamを批判しているので、うっかりPanasonic関係かと思ったけど、
時系列でいえば、やっぱりソニー陣営が疑わしい。
パケットビデオ社が自分で仕様違反を申告するわけがないし、
おそらく真相はこうじゃないだろうか?

  1. ソニーが市場反応調査を目的に意図的にリーク
  2. リーク記事がホッテントリ入り
  3. いますぐリリースだっ!

TwonkyBeamのDTCPライセンス違反批判について、Android4.0でTTLを設定・取得できないのか私には確かめられない。
が、AVwatch記者の臼田勤哉氏もAndroid OSのSDKを熟知してるワケじゃないよね?
当てずっぽうになるけど、たぶんこれもソニーからのリークじゃないだろうか。
そもそもソフトウェアにDTCP-IPのライセンスキーを持たせること自体、かなり危険性がある。かといって耐タンパ性云々いっても一般には理解されないから、ソフトウェアの限界として分かりやすい例示とそれにあわせたDTLA社のストーリーを作り上げたのかと。
我ながら都市伝説レベルの見解。
信じるか信じないかはあなた次第っ!

*1:インテル、富士通(株)、ゲートウェイ、HP、IBM、(株)ケンウッド、Lenovoマイクロソフト、NECカスタムテクニカ(株)、ノキア松下電器産業(株)、フィリップス、サムスン電子、シャープ(株)、ソニー(株)、STマイクロエレクトロニクス、トムソン

*2:Digital Home Working Group, デジタルホーム・ワーキンググループ

*3:[http://bizboard.nikkeibp.co.jp/kijiken/summary/20030818/NE0853H_134903a.html:title]

*4:Digital Living Network Alliance

*5:[http://news.mynavi.jp/news/2004/06/23/005.html:title]

*6:正式名称はDLNA Network Device Interoperability Guidelines expanded: March 2006

*7:[http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0707/12/news006.html:title]

*8:[http://bb.watch.impress.co.jp/cda/event/23350.html:title]

*9:2012年時点でv2.0の正式リリースおよび対応機種なし

*10:5Cことインテル、日立、松下電器産業、ソニー、東芝

*11:[http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199809/98-0924/:title]

*12:ワーナー・ブラザーズタイム・ワーナー子会社

*13:ソニーの米映画子会社Sony Pictures Entertainment, SPE

*14:Digital Transmission Contents Protection over IP, DTCP-IP, DTCP/IP

*15:[http://www.intel.com/jp/intel/pr/press2004/040909e.htm:title], [http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0409/08/news093.html:title]

*16:DTCP Volume 1 Supplement E Mapping DTCP to IP Revesion 1.1

*17:http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050729/soumu2.htm:title

*18:社団法人電波産業会

*19:[http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051003/arib.htm:title], [http://www.arib.or.jp/osirase/news/514-1.html:title]

*20:[http://www.fsinet.or.jp/~funtime/editmuseum/offline/offline.html:title]

*21:[http://www-06.ibm.com/jp/press/1994/05162.html:title]

*22:[http://en.wikipedia.org/wiki/Macintosh_TV:title]

*23:[http://ja.wikipedia.org/wiki/X1:title]

*24:[http://biz.bcnranking.jp/article/serial/yuuei/0410/041004_83666.html:title]

*25:[http://museum.ipsj.or.jp/computer/personal/0056.html:title]

*26:[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000908/sony2.htm:title]

*27:[http://121ware.com/navigate/application/history/20121113/index.html:title]

*28:[http://www.nec.co.jp/press/ja/0110/2201-06.html:titile]

*29:[http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011201/smartvisionprohd40.html:title], [http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011205/zooma38.htm:title]

*30:[http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020520/toshiba.htm:title]

*31:[http://www.itmedia.co.jp/products/fujitsu/fmvne12at.html:title]

*32:[http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020909/sony1.htm):title]

*33:[http://www.itmedia.co.jp/broadband/0210/01/matsushita.html:title]

*34:[http://news.mynavi.jp/articles/2002/11/28/ax10/006.html:title]

*35:[http://www.phileweb.com/news/d-av/200211/11/6180.html:title]

*36:[http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/av/1034241910/:title]

*37:[http://tunes.sakura.ne.jp/necax/?AX%20WIKI:title]

*38:[http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0501/05/news046.html:title]

*39:[http://bb.watch.impress.co.jp/cda/shimizu/8503.html:title]

*40:[http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040908/pana2.htm:title]

*41:[http://www.intel.com/jp/intel/pr/press2004/040909e.htm:title]

*42:[http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0601/06/news057.html:title]

*43:[http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/20090901_312208.html:title]

*44:[http://ascii.jp/elem/000/000/534/534275/:title]

*45:[http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/20101007_397367.html:title]

*46:[http://panasonic.jp/portableav/:title]

*47:[http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/20120518_533628.html:title]

*48:[http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120613_539848.html:title]

*49:[http://www.digion.com/pf/news/20121107d.htm:title

*50:[http://www.phileweb.com/news/d-av/201205/09/30781.html:title]